審査基準

サービスの高度化と産業の発展を先導する「革新的な優れたサービス」であること。
優れたサービスの本質である、サービスの送り手と受け手の「価値共創」※1を軸に、以下に示したような観点から、定性的・定量的に段階的な審査を行います。
審査は経営者、学識者等の有識者で構成された「日本サービス大賞委員会」が行います。

1.顧客から見たサービスの良さ(明快性、革新性、優越性)

2.「サービスをつくりとどけるしくみ」※2の良さ(明快性、革新性、優越性)

3.成果(顧客価値、事業の継続性・発展性)

4.サービスイノベーションを通じた社会の発展への寄与(モデルとしての期待)

例えば ● 生産性向上、1人当たり付加価値の向上 ● 経営システム革新(研究開発・人材・仕組み等) ● 少子化対策・子育て支援への貢献 ● 超高齢社会の医療・介護への貢献 ● 従業員の働きがいや働きやすさの向上 ● 地方創生・地域活性化 ● 先端的な情報通信技術の活用・制御 ● 国土構造やモビリティ向上への貢献 ● 製造業・農林水産業のサービス化 ● グローバル展開とその実践 ● サービスモデルの革新 ● 社会経済システム全体の高効率化とウェルビーイング追求 ● サーキュラーエコノミーの進展 ● 多様性を尊重する社会の実現 等

  • ※1

    ここでは、サービスこそが経済・企業活動の中心にあり、モノはサービスの価値を実現する手段の一つであるという考え方を基盤としています。そして、価値は提供者が一方的につくれるものではなく、提供者の持つ知識・スキルをもとに行う価値提案によって、顧客の求める価値を提供者とともに実現する「価値共創」こそがサービスの本質であると考えます。

  • ※2

    ここでは、サービスを提供するための構造やプロセス(改善・革新のプロセスを含む)の総体を「サービスをつくりとどけるしくみ」といいます。

■ 委員長メッセージ

暮らしや経済を一変させる「革新的な優れたサービス」を熱望

第5回 日本サービス大賞委員会 委員長
村上 輝康
産業戦略研究所 代表

原材料やエネルギー価格などの高騰に苦慮しながらも、賃金水準の向上に果敢に挑戦し、人的資本や技術開発投資・仕組み革新への配慮も怠らない、新型コロナ危機後の新しい日本企業の姿が次第に明らかになりつつあります。その変革を先導するものこそが、革新的な優れたサービスの全面展開であって欲しい。かたや、頻発する自然災害や、本格化する人口減少、医療・健康・教育・エネルギー・地球環境問題の深刻化等、社会経済システム全体に課題が山積するなかで、これらに解決の糸口を創り出すのもサービスイノベーション。私たち生活者の暮らしや、経済を一変させる勢いを持つ「革新的な優れたサービス」の登場を熱望しています。

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協賛

受賞企業・団体(会社名五十音順)

  • 第4回総務大臣賞
    unerry

  • 第2回優秀賞
    オオクシ

  • 第4回地方創生大臣賞
    琴平バス

  • 第3回経済産業大臣賞
    徳武産業

  • 第3回地方創生大臣賞
    ハクブン

  • 第2回農林水産大臣賞
    ムジャキフーズ

  • 第2回経済産業大臣賞
    ヤクルト本社

幹事企業・団体

  • 公文教育研究会

  • JTB

  • 帝国ホテル

  • 野村総合研究所

  • ルネサンス

  • ロイヤル
    ホールディングス

後援・協力

©サービス産業生産性協議会(SPRING)