第3回 受賞サービス
総務大臣賞
- サービス名
- さまよい、探索し、発見する
共創型「デジタルアート ミュージアム」
- 事業者名
- 森ビル株式会社/チームラボ株式会社(東京都)
- 業種
- 美術館
- 従業員数
- 4,111人(森ビル)/700人(チームラボ)(非正規含、発表時点)
- サービスの概要
- 「Borderless」をコンセプトに先端の映像テクノロジーと、日本の古典芸術や自然を表現したデジタルアートを融合し、東京・お台場の10,000㎡の空間に500台を超える、コンピューターと高精細プロジェクター、無数のセンサーによって「身体ごと作品に没入する,双方向の映像体験」を提供。従来の美術館とは全く異なる「デジタルアート ミュージアム」という、アート・エンターテイメント・教育等の複合サービスの新業態を創出した。
- 特に評価されたポイント
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- ①鑑賞者の動きを察知したコンピューターアルゴリズムによって、作品が次から次へと変化。その場、その時、その人だけのデジタル映像アート体験を提供する双方向の超臨場映像サービスを確立。
- ②海外の顧客がチケットを事前に直接購入したり、混雑を回避するよう入館スケジュールを最適化できるなど、顧客管理に関しても優れたITシステムを自社開発。コロナ禍にも柔軟に対応。
- ③SNSなどにより来場者の活発な情報発信が行われた結果、来館した訪日外国人の半数以上が「この施設を目当てに東京に来た」と回答しており、東京の新たなグローバルな集客拠点となっている。
- 受賞者の声
- 森ビル株式会社 代表取締役社⾧ 辻󠄀 慎吾
/チームラボ株式会社 代表 猪子 寿之(2021年2月現在)森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレスでは、これまでのミュージアムの概念に縛られず、「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」体験を創ることで、国籍や性別、年齢を問わず、様々な方にご支持いただきました。今後も首都・東京の磁力の向上に貢献するため、さらなる魅力づくりに努めてまいります。
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