第3回 受賞サービス
地方創生大臣賞
- サービス名
- ICTと地域観光興しによる
持続可能な交通まちづくり
- 事業者名
- イーグルバス株式会社(埼玉県)
- 業種
- 運輸・交通
- 従業員数
- 214人(非正規含、発表時点)
- サービスの概要
- 埼玉県を中心にバス事業を展開。20年前より取り組む路線バス事業の再生に向けた工学的アプローチ(見える化、最適化)に加えて需要創造も担う。需要創造は3段階のハブ構想としてモデル化。第1は、既存路線をハブ&スポーク化。バス台数を増やさずに運行密度の増強が可能。第2はハブに商業施設を併設し、新たな賑わいを創出する。第3では複数のハブを結節し、多様な商業機能等の利用を可能とする。
- 特に評価されたポイント
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- ①過疎地における路線バス事業者の役割を、単なる「移動手段の提供者」ではなく、地域と連携したまちづくりの一翼を担う「需要創造の主体」へと変革させている。
- ②行政区をまたいだ連携が可能というバス事業の強みを活かし、積極的に行政等にまちづくりを働きかけることで本業の幅を広げている。その結果として、路線バスの存在意義と事業性を高めている。
- ③自社開発による日本発の路線バスサービスの仕組みを海外(ラオス等)にも展開している。
- 受賞者の声
- イーグルバス株式会社 代表取締役社長 谷島 賢(2021年2月現在)
私達の路線バス事業改善の取り組みはITによる見える化から始まりましたが、そのゴールは地域と連携した観光まちづくりにたどり着きました。引き続き、従来からのITを活用した個別改善へのチャレンジに加えて、地域との連携による包括的な取り組みや、バス路線の結節点であるハブ施設を使った地域の賑わいづくりに取り組む考えです。今回の受賞を励みに、全社員一丸となって更なる地域貢献をめざします。
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