第3回 受賞サービス
地方創生大臣賞
- サービス名
- ITを活用した徹底的な「見える化」で
経営を再建した老舗「ゑびや大食堂」
- 事業者名
- 有限会社ゑびや(三重県)
- 業種
- フードサービス・情報関連サービス
- 従業員数
- 16人(非正規含、発表時点)
- サービスの概要
- 伊勢神宮おはらい町で食堂を100年にわたって営む。ITを活用することで経営の「見える化」を推進。従業員が自主的に考え動くことで、地域の素材を生かした商品開発、客を待たせない対応、作業の効率化などを実現し、『ゑびや大食堂』を再建した。そこで蓄積された経営ノウハウと独自開発のITシステムである「TOUCH POINT BI」を活用し、同じような悩みを持つ飲食小売業を含めた小規模事業者の経営革新も支援している。
- 特に評価されたポイント
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- ①経営再建の柱にデザインとITを据え、店舗のデザインコンセプトを明確にし、IT活用で勘に頼らない効率的、効果的な取り組みによって、収益と従業員満足度を向上。
- ②「ゑびや大食堂」の再建の過程で自社開発した先端ITツールをグループ企業から外販し、中小飲食店をはじめ小規模事業者に対する店舗運営のコンサルテーションを行い、経営の活性化に寄与。
- ③廉価で使い勝手の良いITシステムは、小規模事業者だけでなく、大手デベロッパーにも評価され、街中活性化のツールとしても採用されている。
- 受賞者の声
- 有限会社ゑびや 代表取締役社長 小田島 春樹(2021年2月現在)
弊社は伊勢神宮のお膝元で100年以上続く老舗食堂です。来客予測システムであるTOUCH POINT BIの開発によるデータ経営で自社の経営難を乗り越え、また他社様の経営の助けにも広くお役立ていただいております。この成果が日本サービス大賞地方創生大臣賞を受賞する運びになったことを大変光栄に思います。今後も弊社の理念である「笑顔を売る人が笑顔でいられる世の中へ」の精神のもと、システムの啓発活動を行っていきます。
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