第3回 受賞サービス
国土交通大臣賞
- サービス名
- 地域の魅力を掘りおこし新たな旅を創造する
「ホスピタリティ・イノベーター」
- 事業者名
- 株式会社星野リゾート(長野県)
- 業種
- 旅行
- 従業員数
- 2,936人(非正規含、発表時点)
- サービスの概要
- 宿泊施設の運営に特化し、国内42施設、海外3施設を運営する。各ホテルでは、現地とお客様を熟知するスタッフが、地域事業者、地域住民と協力し、旅の体験サービスを企画、開発する。宿泊者の顕在化していないニーズと、地域の隠れた観光資源を組み合わせることで、新たなサービスを作り上げている。全施設合計で年間約400件にのぼる独自の旅体験を提供している。
- 特に評価されたポイント
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- ①ホテルスタッフが「魅力会議」という仕組みを通じて、シーズン毎に新たな旅の体験サービスを企画、提案し続けている。奥入瀬渓流ホテルでは、「氷瀑」という全く新しい地域資源に注目し、冬の観光需要を創出。
- ②開発した体験サービスの積極的発信で年間6,000件のメディア露出につながり、顧客を獲得。また、「上質感」「特別感」の醸成という価値共創を生み出し、高い顧客満足度を実現。
- ③コロナ禍に際して、18ヶ月先までを想定して事業計画を組み直し危機を乗り越えようとしている。併せて「マイクロツーリズム」の振興を提言し観光業全体を盛り上げている。
- 受賞者の声
- 星野リゾート 代表 星野 佳路(2021年2月現在)
星野リゾートは長野県軽井沢で旅館業をスタートさせ106年目を迎えました。今後は世界で通用するホテル運営会社になることを目標に、引き続き全国各地の魅力を掘りおこし旅をたのしくする提案を発信し続けていきます。
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