第4回 受賞サービス
優秀賞/審査員特別賞
- サービス名
- 日本発グローバル 真面目に働く人のための
「金融包摂型」FinTechサービス
- 事業者名
- Global Mobility Service株式会社(東京都)
- 従業員数
- 224人(連結、非正規含、発表時点)
- サービスの
概要と特徴 - 世界で金融にアクセスできない貧困層・低所得層の人々が、金融サービスを受けて自動車を用いた仕事に就き、収入を向上させることで貧困から抜け出すこと、生活を豊かにすることを支援。独自のエンジンの遠隔起動制御技術によって、支払いが滞った場合に自動車などのエンジンの起動制御で支払いを促進する仕組みを創出し、ローンやリースを活用して「真面目に働く人が正しく評価される仕組み」を国や貧困層の特質にあわせて構築。
- 特に評価されたポイント
-
- ①途上国を含めた金融包摂を実現する革新的な価値提案。社会的な信用度は低いが就業意欲のある人に自動車ローンやリースの機会を創出する「金融包摂」の仕組みを創出。モビリティとITの組み合わせのイノベーションにより、社会的意義の高い革新的な提案を実現している。
- ②国毎に異なる貧困層の生活状況の実態を十分に踏まえてサービスを開発。運転という就業行動に紐付けて金融サービスの利用機会を創出するとともに、仕事と返済を続けることで信用が高まる仕組みになっている。
- ③問題が顕在化した海外で同社が先行・確立したBOP(Base of the Pyramid)サービスであるとともに、コロナ後は、日本国内で課題をかかえ自動車ローンの審査に通過できない相対的貧困層向けの事業展開を加速。
- 受賞者の声
- Global Mobility Service株式会社 代表取締役社長 CEO 中島 徳至
この度、DXを用いた社会課題解決型のFinTechサービスをご評価頂き大変光栄に存じます。当社独自の技術、サービスを通じSDGs達成へ寄与し、より豊かで持続可能な国際社会の実現に貢献して参ります。
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