第5回 受賞サービス
厚生労働大臣賞
- サービス名
- 障害者手帳のDXで障害者の社会参加を図るライフプラットフォーム「ミライロID」
- 事業者名
- 株式会社ミライロ(大阪府)
- 従業員数
- 52人(非正規含、発表時点)
- サービスの概要
- 世界で初めて障害者手帳をデジタル化したスマートフォン版アプリ。全国の自治体が発行する292種類もの障害者手帳を1つに集約し、手帳確認における障害者と窓口担当者の負担を軽減する。ミライロIDには約4,000以上の事業者が参画しており、障害者割引や障害者向けECサイト「ミライロストア」、障害者雇用の求人情報の掲載、他サービスとの連携など、障害者向けサービスや機能を充実させている。
- 特に評価されたポイント
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- ①障害者手帳のあり方を革新する価値提案:手帳の「現物確認」の障壁を乗り越えて292種類もの障害者手帳を1つのアプリに集約。事業者・障害者双方の利便性を向上させ、手帳利用の機会損失を減らしている。
- ②障害者向け経済圏をパートナー企業と共創:障害者ユーザー約50万人に効果的にアプローチできるチャネルを創出。利用情報ビッグデータや利用者の声を活かし、各事業者でのサービス開発や改善を支援している。
- ③障害者向けサービスの充実を後押しする世界のロールモデル:デジタル障害者手帳をプラットフォームにして、事業者と連携しながら障害者向けサービスの充実を後押しするサービスモデルを構築。社会側にある障害を減らし、障害者の社会参加を広げるモデルとして卓越。世界各国から連携の打診も増えている。
- 受賞者の声
- 株式会社ミライロ 代表取締役社長 垣内 俊哉
厚生労働大臣賞を頂き、心より光栄に存じます。私たちはこれからも、障害のある当事者の視点から、「障害者とその家族が、今日を楽しみ、明日を期待できる世界」を、社会との共創をとおして、実現してまいります。
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