第5回 受賞サービス
国土交通大臣賞
- サービス名
- 山を歩きたくなる!登山アプリ「YAMAP」共助の仕組み
- 事業者名
- 株式会社ヤマップ(福岡県)
- 従業員数
- 90人(非正規含、発表時点)
- サービスの
概要と特徴 - 電波の届かない山中でもスマホで現在地がわかる登山アプリ。国内最大級の登山者ビッグデータを活用し、山岳遭難発生時の迅速な救助にも貢献。基本機能は無料で使用でき、利用頻度の高いユーザーには高度な機能が使えるサブスク型の有料プランを展開。2024年に損害保険分野へ進出、日本国内の流域がわかる「流域地図」を開発するなど、様々なサービスを展開。山を歩く人が増えるほど山や地域が豊かになる山のインフラサービスを目指す。
- 特に評価されたポイント
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- ①登山者ビッグデータを活用した共助プラットフォーム:ユーザーの声や社内登山制度によって常に進化する「YAMAP」アプリに蓄積されたデータを活用し、いざという時の「共助」の仕組みを実現している。
- ②登山者間の価値共創:「YAMAP」アプリでは山が好きな登山者たちの善意にあふれ、山の絶景ポイントなどの魅力を伝えあって登山者間の価値共創を促進し、よりよい登山体験を生み出すことに貢献している。
- ③世界へとスケールできる高い潜在力:好きなこと、そして善意にもとづき、体験価値を高めあう、日本的な価値共創モデル。いざという時の共助にも貢献し、このモデルが世界中に広まって欲しいと思わせる、高い潜在力と魅力を有している。
- 受賞者の声
- 株式会社ヤマップ 代表取締役CEO 春山 慶彦
自然に対する畏敬の念、山を歩けることへの感謝、日本の登山文化を少しでも善い形にして後世につなぐ意志。それらの思いをYAMAPの事業で形にし、人々へ社会へ届けるべく今後も挑戦を続けてまいります。
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