第2回 受賞サービス
総務大臣賞
- サービス名
- 旅館・ホテル経営をITの力で改革する「陣屋コネクト」
- 事業者名
- 株式会社陣屋(神奈川県)
- 選考理由
- 倒産の危機を、自社開発のクラウド型旅館管理システム「陣屋コネクト」で打開。旅館業務に必要な機能を網羅し、業務効率化や情報共有、経営情報の一元管理を可能とした。勘と経験に依存しがちな旅館サービスにおいて、ICTの有効活用により、サービスの質と労働生産性の向上を実現。陣屋コネクトは300超の他社施設にも提供。各旅館の個性を保ちながら経営改革を支援し、地域観光の価値向上と雇用の創出に貢献している。旅館同士のリソースの融通にも取り組む。
- 受賞者の声
- 宮﨑知子・陣屋 代表取締役女将
私共、陣屋は本年で創業100年を迎えました。この記念すべき年に日本サービス大賞の総務大臣賞を受賞できたことを大変光栄に思います。
私共は旅館でありますが、旅館・ホテルの経営管理システムも自社開発で手掛けています。現在、このシステムを同業他社の300施設様にご利用いただき、「顧客満足度と従業員満足度そして利益をまんべんなく向上させる」ことに取り組んでおります。
さらに、システムをお使いいただく同業他社の方々と協力を進め、「リソースの交換ネットワーク」も立ち上げました。各社独自の営業スタイルを追求しつつ、陣屋がバックアップする形で業界を盛り立てていきたいと考えています。
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